ルワンダ虐殺について
ルワンダには悲惨な歴史がある
25年前という歴史的にはつい最近のこと
この国で大規模な虐殺が行われた
その虐殺についての記録を残した記念館が
首都キガリと南部の街フイエ近郊にあり訪れた
キガリの記念館は宿からバイクタクシーで15分くらい
帰りは歩いたけど1時間ちょいほどの距離だった
ちなみにルワンダのバイクタクシーはちゃんとヘルメット貸してくれるし
交通事情も悪くないので安全かと
キガリ市内なら大体700〜1000ルワンダフランで行ってくれるみたいです
あ、ルワンダの通過フランは
1000フランで117円くらいです(2019年12月現在)
もう一つフイエ近郊のムランビ記念館は
フイエからバスで45分くらいのニャマガべという街にバスで行き
(560フラン)
そこからさらにバイクタクシーで4kmくらい進んだ先にあります
二つの記念館は入場無料で任意で寄付することも可能です
虐殺の内容や背景に関しては自分も全てを正しく知れた訳ではないので
あまりここで詳しくは書けないけどざっくりと
ルワンダではツチ族とフツ族の二つの民族が主として成り立っており
1994年にフツ系の政府とフツ過激派の扇動により
100日間で50〜100万人、ルワンダの人口の10〜20%が犠牲になったといわれる大虐殺
多数のツチ族、そして穏健派のフツ族がこの事件にて犠牲となってしまったらしい
この虐殺で凄惨なのは
要するに今まで仲良くしていた隣人同士で殺しをしていたこと
1994年は自分が4歳の頃で
急に近所の人が自分を殺しに来る
もしくは自分の親や親戚が周りの人間を殺すということが行われたということは想像できないが
つい最近現実で起こった出来事
ムランビ記念館に関しては実際に虐殺の行われた場所であり
元々学校だったこの場所に逃げれば助かるという嘘の情報により
数万人がここに集まり
虐殺されてしまったらしい
ムランビ記念館には虐殺の歴史等が書いてある他に
犠牲者達のミイラを固めたものや頭蓋骨等が展示されている部屋があった
遺体は虐殺により損傷しているのが見て取れ
子供から大人まで幅広く犠牲になったのが見て分かる
キガリの記念館では
個人的には子供の展示を見るのが辛かったかな
何人かの小学生〜生まれて一年も立たない幼児の子供達が写真と一般に紹介されており
どんな子供で何が好きだったか等
そして最後どのような殺され方をしたのかが描かれている
抵抗や逃げることすらできない子供すら殺す
本当に同じ人間がしたとは信じられない
ただこの虐殺について本当に悪いのが誰とも言いづらいみたい
この辺も完璧な知識があるわけではないけど
かつてルワンダを占領した某欧米の国が鼻の高さ等の身体的特徴にて分けたこと
また虐殺中に関しては虐殺の事実を知りながら動かなかった国もあったこと
など様々な背景もあったみたい
一般市民のフツ族の人々だって殺さなければ裏切りとして殺されてしまうかもしれないならば
自分の身を守るために殺すしかなかったのかもしれないし
それでも調べれば調べるほど気が滅入るような悲惨な内容だし
当たり前だけど正直訪れて楽しい場所ではなかった
でもポーランドのアウシュビッツやカンボジアのキリングフィールド然り
未来で二度とこういったことが起こらないためにも
目を背けたいような歴史を知ることは大切なのだと改めて思った
って同じことアウシュビッツのブログでも言ってたかも笑
そんな感じでざっくりとしか書けてないし
そもそも自分が書いたことが正しいのかも分からないので
今日がある人は自分で調べてみてくださいな
まぁ内容が内容なので気分が悪くなるかもですが、、
これも日本帰ったら改めて学びたいことの一つだな〜
あと「ホテルルワンダ」等映画もあるのでそれ見るのもいいかもですね
自分も見てから記念館行きました
でもそんな事件からまだそれほど時が経っていないにも関わらず
キガリの街はアフリカとは思えないようなゴミの無い綺麗な街だし
何よりルワンダ人は優しく治安がいいと感じる国で
アフリカの奇跡と呼ばれるのもうなずける国だと思った
こんな感じで相変わらず思ったことだらだら書き連ねたブログでした〜
次回はフイエのコーヒー農園行った話