地球を感じた日

さぁエチオピア編にブログは戻ります。

※アフリカ旅行のため度々汚い表現が入ります
あと一部人によっては閲覧注意の画像入るかもです





4時頃朝食のため起こされる

寝不足の中暗闇で朝ごはんを食べ出発の準備



ちなみに当然こんな状況なのでトイレはなく


この旅初めての野外にてう◯こ



真っ暗な状況だし
両手使えるからヘッドライトがとても役立った



あとお尻に吹き付ける風が少し心地よかった



まぁでも小さい頃は洋式でしかできなかったから
辛いのにはかわりないけど



お腹の調子も整ったし出発


昨日行った塩湖のさらに奥へ向かう



平らな塩湖の向こう側から登る朝日は
とても綺麗だった




車を停めここから徒歩で向かうはダロル火山


はじめはこんな感じの岩肌を登る





ちなみに銃を持った護衛も同行している




この辺りはエリトリアとの国境に近く
数年前には旅行者が武装勢力に襲われて殺されてしまった事件もあったらしい


まぁ今は安全らしいですが


しばらく歩くと段々と景色の感じが変わる




そして遠くには地面から煙りが出ており



地面に黄色や緑が混じりはじめ





さらに進むと

まるで地球ではないような景色が







これが火星のようだと言われるダロル火山


正に異世界だと思わせるような風景



この場所も海抜がマイナスのところにあり

世界で最も低い場所にある火山なのだとか


塩や硫黄等の色々な成分が混じって自然界にこんな景色ができるとは、、






サングラスかけるともはや何人か分からんな、、笑





その後車まで戻る



塩湖をまたひた走る





明るくなってわかったけど一面白の世界



塩の採掘場に到着






ここではベドウィン達が塩を四角の塊にし
ラクダに積んでおり


メケレの街まで7日間かけて歩いて運んでいるとのこと


しかし当たり前だけど昔とは違い

今は道路も整備されトラックで大量に運ぶことが可能なため



彼らの仕事の状況も厳しくなっているらしい



しかもここは気温が50度近くにもなる過酷な地で



自分自身少し外に出たけど
暑すぎて耐えられなくなりそうだったので
すぐに車に戻ったくらいだった



そんな中作業を行う彼ら


いつか今までのやり方ではなく
現代的な方法で仕事をする日がくるのだろうか


昔ながらの生活スタイルや伝統が失われるのは残念な気もするが

彼らの体や生活面での安定を考えるとそちらの方がいいのだろうか



ただ選ぶのは外部じゃなくて彼ら自身なんだろう



人間の体の強さってすごいなと改めて思いました




ここからはまたしばらくの移動に



車を走らせていると遠くに何か見える


この後虫が苦手な方は少し閲覧注意かも





フロントガラス割れていて見づらいけど
一面に見える点々





バッタの大群





ドライバーも珍しいのか写真撮っていたし
近くにいた民族の女の子達は逃げまどっていた





これって畑とか食い荒らしたりするような大発生だよなぁ、、



車の中だから良かったけどこんなの外にいて向かって来たら発狂するわ




お昼は小さな町のゲストハウスの一角にて
またまたパスタ




食べ終わって外へ
本当に何もない


 
子ども達がいて


一人をだっこしてくるくる回ってたら

他の子どもも寄ってきて

ぐるぐる周り続けた、、




しかも最後にはしっかりと
マネー
って言われた笑


遊んであげたのに


その後は車を走らせエルタアレ火山へと向かう


途中からは舗装されてないガタガタ道だった


横には中国企業が建設中の道路が




朝滞在したアサレ塩湖辺りから結ぶ道路を作っているらしく


自分達は8時間以上くらいかけて回り込んで移動したけど


完成したら大分時間の短縮になるんだろうな




その後山の中腹のベースキャンプにて夕食をとり

暗い中みんなで一時間半の登山の開始




明かりはないためヘッドライトやスマホの明かりを便りに進む


結構年配の方とかもいたけど
みんな足取りスムーズで登るの早かった



火口のちょっと手前に到着し

ガイドからしっかり後ろについてくるように言われる


柵とかもないので落ちたら一発アウトだからね




歩くこと数分

ついにエルタアレ火口に到着

恐る恐る火口をのぞき込む




火口の奥底に溶岩が少し見える

たまに噴出したりする




このエルタアレ火山

数年前までは溶岩湖が見られ

溶岩のうねりや爆発を間近で見られる場所だったらしく


自分がどうしてもみたい景色の一つだった



しかしマグマの水位が下がり以前のような光景は見られないのだとか


興味がある方はエルタアレ火山で調べると
どのような景色だったか分かります



分かってはいたものの少し残念だったけど



しかし火口の奥底から聞こえる火山ガスの噴出音なのか
溶岩のうねりの音なのか


地球の鳴動を感じることができた


まぁ火口のぞき込むことできる場所なんて
そうそう世界にないしなぁ



溶岩はバヌアツで見るしかないか、、、




そんなこんなで地球を感じた一日でした