エチオピア民族巡り二日目

※今日のブログでは民族の人々のそのままの写真を載せます

多少痛々しいもの等ありますが、民族のありのままの姿を載せるのがいいのかなと

個人的に思いましたので

 

 

まだ暗い四時過ぎ

準備をして

 

 

ムルシ族の村に向かう

 

 

 

こんな早朝にムルシ族の村に向かう理由

 

 

ムルシ族は元々気性が荒い民族で

 

さらに朝食後辺りからお酒を飲み始めるため

 

危険になる可能性があるらしく

その前に村にむかうらしい

 

 

まぁ単純に村が遠いのとその後の日程の関係もあるだろうけど

 

 

 

途中から舗装されてない道へ

 

 

 

 

 

 

 

しばらく走るとマゴ国立公園に入る

 

 

 

 

 

ここからは護衛のためのレンジャーも同行

 

これも気性の荒いムルシ族のためなのだとか

 

 

国立公園だけあり野生動物もたくさん

 

 

 

 

 

 

 

 

遠くに見えたチーターらしき動物

 

 

 

 

 

 

 

改めてアフリカだなぁと

 

 

 

 

そしてしばらく走ると

 

 

 

裸に布少し被っただけのち○ち○丸見えの民族の姿が見え始めた

 

 

もうここはムルシ族のエリアらしい

 

 

いくつか集落があるらしく

 

そのうちの一つに到着

 

 

 

 

 

ジンカを出て二時間程

 

途中の道のりを考えると本当に遠い所に住んでいるんだなと

 

 

 

ちなみにこのムルシ族

まぁ他の民族も同様だけど

 

 

 

写真を撮るのにお金がかかり

 

 

相場は一人5ブル(15円くらい)と言われている

 

 

子供を抱いていたり複数人数いればその人数×5ブルで

枚数自体は何枚でも撮っていいのだとか

 

 

ただマサイには事前に取り放題で100ブルになったんだ

って言われてまとめて払っていたけど

 

 

実際撮る度にマサイが払っていたから制度は変わってないんじゃないかな

 

 

 

 

 

ムルシ族の特徴といえば女性のこの唇のお皿

 

 

 

 

 

 

 

このお皿をはめるようになった理由は

 

かつて奴隷貿易が行われていた時代に

 

 

姿を醜くすることで奴隷として連れ去られないようにしたと言われているみたいです

 

 

 

しかしこの現代ではその必要もなく

また衛生的な面からお皿をはめなくなってきているみたいです

 

 

 

 

 

 

 

 

また若い女の子の唇はもうお皿をはめるようにはなっていなかった

 

 

 

 

 

ムルシ族の男性達

 

 

棒を持つ姿がかっこいい

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らの背が大きいだけだからね

決して自分が小さいわけではなく笑

 

 

 

 

 

 

 

先述したとおり写真撮影にお金がかかるため

 

むしろ向こうから写真をとれとれ言ってくる

 

 

 

それゆえ結構ブログ等で

 

 

ビジネス民族で面白くない

 

 

とか

 

 

 

お金お金で嫌だった

 

 

って書いてる人を見たけど

 

 

 

 

個人的には

 

 

 

自分達外部の人間はおじゃまさせてもらっている身分だし

 

 

 

むしろお金を払えばしっかり写真撮らせてくれるのは悪くないんじゃないかと思う

 

 

 

もし自分が生活しているところに外国人がずかずが入ってきて

 

面白おかしく写真を撮られたとしたら

 

 

自分だったらいい気はしないだろうし

 

お金くらい貰いたくなるのは分かる

 

 

 

そしてお金を払うのが嫌だからといって

仮にそういう写真を撮らせてお金を貰うっていう考えのない民族のところに行って

勝手に写真を撮ったとしたら

 

 

向こうがそれを嫌がった場合

下手したら危害を加えられる可能性もあるし

 

 

 

 

あとそういったお金が民族の文化を変えてしまって良くない

 

みたいな意見も見たけど

 

 

 

結局それを選ぶのは彼らなんだよなぁ

 

 

とも思いました

 

 

 

 

 

そもそも文句があるなら行かなきゃいいだけだし

 

 

 

 

 

 

まぁこんな感じで偉そうに意見を述べてしまいましたが

 

 

 

入村料含めお金を払った以上

 

 

ちゃんと立ち位置やポーズ等注文つけまくって

がっつり写真撮らせて貰って元は取らせて頂きましたよ笑

 

 

 

 

こんな感じのムルシ族滞在

 

 

 

いつまでこのお皿の文化が見られるのか分からないので

 

見たい方はお早めに

 

 

 

 

その後はまたジンカへ戻り今度はトゥルミの町へと向う

 

 

 

 このトゥルミへの道はガタガタ道で

 

一時間程縦に横にガンガン揺れながらの移動だった笑

 

 

 

 

トゥルミに到着後すぐにハマル族の村に向かう

 

 

というのもこの日ブルジャンプという

ハマル族の伝統的な儀式が行われる日だということだった

 

 

 

 

これは男性の成人の儀式であり

その名の通り牛を飛び越えるもの

 

 

 

急ぎ足で赤土の大地を歩き

 

 

 

 

 

 

 

 

靴を脱いで川を徒歩で渡り

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間以上かけて本日儀式が行われるという村に到着!

 

 

 

 

 

どうやら間に合ったらしい、、

 

 

 

ハマル族の特徴の一つが

 

 

この女性の長い赤髪

 

 

 

 

 

 

既婚の女性はみんなこの髪型にするのだとか

赤土とバターを塗り込んでいるみたいです

 

 

 

また同じような髪型をする民族も車の移動途中に見たけど

 

この赤い色がハマル族のものらしい

 

 

 

 

そしてもう一つの特徴

 

痛々しい画像なので傷跡等の苦手な方は注意です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この傷はブルジャンプの儀式の日に行われる

ウィッピングにてできたもので

 

 

女性が男性に鞭で叩かれて出来た傷

 

 

 

ちゃんと全ての説明を理解できた訳ではないけど

 

 

どうやらブルジャンプを祝すためと愛情表現のため行われるらしく

 

この傷はむしろ女性の勲章となるらしい

 

 

 

こんな感じの鞭で思い切り叩く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分達外部の人間からすると正直理解しづらい文化だし

 

 

傷跡が痛々しく感じで

何故こんなに女性が大変な思いをしなければならないのかと思いそうなところではあったが

 

 

 

ウィッピングを見ていて

 

 

 

女性達は鞭打ちの担当の男性に自分を打て打てと鞭を渡して詰め寄り

 

 

もし叩き方が弱いと強く叩けと掴みかからんばかりに怒っていて

 

 

むしろ叩く男性側の方が嫌がってそうな印象も受けたりしていたので

 

 

 

本当に傷跡が誇りになるんだなと感じ

 

 

民族の文化というものの奥深さを知った

 

 

 

あとはブルジャンプ待っている間に子供達と写真撮ったり

 

 

 

 

小さい子は結構ちんちん丸だし

 

 

 

 

 

女性達のダンス見たり

 

 

 

 

 

儀式に使うヤギの解体見たり

 

一応下の画像はそれほどグロテスクではないものかと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ実際は血抜きした際にピューピュー血が吹き出していたり

胃の中身掻き出していたり

 

苦手な人にはキツそうな光景でしたが笑

 

 

 

 

その後みんなでブルジャンプ会場まで移動

 

 

 

 

 

 

そして儀式で飛ばれる牛の準備と

 

女性達のダンスと

 

 

飛び跳ねる度に体につけた鈴がシャンシャン鳴っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに牛を並ばせようと叩いた際に一匹が暴れだし

 

自分達のすぐ近くに突っ込んできた

 

 

あれ直撃してたら軽傷じゃ済まんかったな笑

 

 

 

 

そして本日の主役登場

 

ちなみにブルジャンプする人は全裸です

 

 

 

 

 

 

 

そしていざブルジャンプ開始!

 

 

なんだけど自分達が見た日の儀式の男の子は障害のある子だったらしく

 

 

男性の村人達の介助の元牛の上を何往復かするっていう感じだった

 

 

 

 

 

 

 

そして何とか牛の上を越え

無事儀式完了

 

 

これで晴れて一人前の男と認められ

自分の妻となる女性を選べるらしい

 

 

 

まぁこういったケースでどうなるのかは分からないけど

 

 

 

 

ブルジャンプは観光客用のショーに近い形で行われるのもあるって聞いたことはあったけど

 

 

少なくとも自分達が見た儀式は微塵もそんなものは感じなかった

 

 

 

そもそも自分達しか観光客いなかったし

 

 

 

向こうからはこっちに全く関心はないし

むしろ

 

何でいるの?としか思われてなさそうだったし笑

 

 

 

その後薄暗い中また歩いて川を渡り

ホテルに着いたころには真っ暗だった

 

 

 

 

以上民族ツアー二日目

 

 

 

 

自分達日本人には考えられない生活や文化を見ることができたし

 

何より人間の生き方についても考えされられた

 

 

 

 

世界には自分の価値観では測れないようなことがたくさんあると

 

改めて知った民族の村巡り

 

 

 

 

明日三日目はダナキルの時の最終日同様

個人的に消化試合感否めない日でしたが

 

もう一つ民族の村に行きます

 

 

そしてエチオピアの旅はこれで一段落